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2010年09月02日
川又 愛さん『美容師からエステティシャンへ』
前川あゆの輝く女性インタビュー
全国に5店舗のエステサロンを展開する(株)アヴァンシア代表取締役の川又愛さん。
どのような想いでこの事業を展開しているのだろうかーー。
エステ業界に入ったきっかけは何だったのですか?
初めて就職したところが美容室です。美容師になりたかった、というわけではなく…女手ひとつで育ててくれた母から「手に職をつけなさい」と言われていて、そうなると“看護師”か“美容師”だな、と。でも、血が苦手だったので(笑)、美容師の道を選んだんです。働きながら美容学校で勉強し、資格を取得。実はその美容室、店の端にベッドを1台置いてエステもやっていたんですが、ある日「エステをやってみないか?」と言われて。いざはじめてみるとすごく楽しくて…次第に「エステ1本でやっていきたい」と思うようになっていったんです。
どのような経緯で大阪へ出てこられたんですか?
23歳のとき、結果を出したご褒美としてフランスへ連れて行ってもらったことがあるんですが、そこでエステの奥深さを知りました。多感な時期でもあったため、都会に出ないと田舎にいてもどうにもならない、と。そんなとき、大阪での勉強会の機会を得て1週間滞在したところ…食べ物も雰囲気もすべてが肌に合ったんですよね。それで、大阪のサロンに移ることにしました。
そこから、どのような流れで会社を設立されたのですか?
大阪のサロンから川西のサロンに移り、店長をさせていただいていました。ところが、バブル崩壊に伴いお店を閉めることになったんですね。そんなとき、今の親会社であるラ・シンシアの社長から「うちにこないか?」とお声をかけていただいて…。まだ会社ができたところだったので、オープニングスタッフとして入社することになりました。それが28歳のころですね。5年後には、お店を出店させていただくと同時に取締役に就任しました。そして昨年、社長から「収益性も出てきたので、すべて自分でやりなさい」と言われたんですが、覚悟がなかなか決まらなくて…それが今年ふっと「会社やろう」と思い、2010年4月に会社を設立することにしたのです。
現在5店舗展開していますが、スタート時の状況は?
オープンまでの2ヶ月間でスタッフを育てなければならなかったのは大変でしたね。採用した8人の新人スタッフのうち、3人はまったくの未経験者でしたから…。それ以外の自分にできないことは、たとえば…銀行の方にセミナーをお願いしたり、別の美容家の方に理論のセミナーをしていただいたり…と周りの強力を仰ぎながらやっていきました。当時はまだエステといえば大手のサロンだけ、というような状況だったんですね。また、「エステ=高い、怖い」という風潮が世の中にありましたので、気軽に来てもらえるアットホームなサロンにしたい、と思っていました。そのため、リーズナブルな価格設定にし、カウンセリングルームを作らず待ち合い室で話せるオープンな作りにしました。今までにないスタイルであったうえ、当時のテレビで「リンパマッサージ」の特集をやっていたことも重なり、オープンに伴ってチラシを撒くと…電話が鳴り止まず、回線を増やしたくらい。不安は一気に忙しさへと変わり、順調に業績を伸ばしていきました。翌年に2店舗目、その翌年には3店舗目をオープン。2年開いて4店舗目、そして5店舗目として東京にショールーム兼スクールとしてのサロンをオープンさせることもできました。
社名である「アヴァンシア」の由来は?
「アヴァンシア」という社名には「女神」という意味があります。「豊穣の女神」という意味を持つ「アヴァンダンス」に、お世話になった親会社の「ラ・シンシア」を合体させた言葉。今後も共に成長していきたい、という願いを込めて作った造語です。ちなみに、「シンシア」というのは誠実という意味があるんですが、よくよく調べてみると「月の女神」という意味もあって、サロン名の「天使(=アンジュ)」と相まって、無意識の繋がりに驚きました。
企業のトップとなって変わったことは?
楽になりましたよね。もちろん、企業のトップとしての重圧感はありますが、親会社であるラ・シンシアの取締役のときの方が大変でした。だから、逆に肩の荷が下りたというか…自分らしくなった気がしています。
お仕事をするうえで、大切にしている想いとは?
人で成り立つ仕事だと思っているので、スタッフを大事にしていきたいですね。 お客さまは癒しを求めてサロンにいらっしゃいます。スタッフ自身が健全な心と身体で接していないと人を癒すことなどできません。そのために、外部研修も積極的に受講してもらっています。最初のころは、乗り気じゃないスタッフもいましたが、研修に行くことで結果に表れてくるんですよね。そうすると、研修に行くことで成長できるんだ、という意識が根づき、自発的に参加する風土ができあがりました。個々が引き出しをたくさん持ち、それを惜しみなく与えていくことによって、お客さまからいろんなものが返ってきます。それが価値の交換。お客さまが喜ぶことをやっていくと、自然と結果はついてきます。ただ、スタッフが輝くためには、私自身が楽しくきらきら輝いていないといけないと思っているので、そのために努力はしていますね。
一人ひとりの給与袋にメッセージを書いているとか?
数年前からはじめたんですが、その当時は顕在的なメッセージ(目に見えること。ex)これはこうした方がいいよ…etc)を書いて入れてたんですが、現在はスタッフをリーディんグして、その時々に受けたメッセージを書くようにしています。楽しみにしているスタッフもいて、今までのメッセージを大事に取っておいてくれたりしているみたいです。
今後も含めての想いとは?
最近、 幸せな人を増やしたい、すべての方に心豊かに笑顔溢れる生活を送ってもらいたい、という想いが膨らんできているんですよね。それもあって「ピンクリボン活動」をしています。リンパマッサージをしていると、変な張りを感じたりすることがあるんです。私たちは医者ではないので治すことはできませんが、不安を感じたら検診を勧めることで早期対策に繋げていきたいな、と。また、エステを母体に、親会社であるラ・シンシアで、お客さまが求めているもので、かつ時代をリードしていけるオリジナルの化粧品を企画・開発・販売していきたい、と思っています。
【PROFILE】
川又 愛(かわまた めぐみ)
株式会社 アヴァンシア 代表取締役
1966年1月、神奈川県生まれ
美容専門学校卒・美容師免許取得
美容室にて美容師兼エステティシャンとして
エステティックの奥深さに触れ、26歳でエステティシャンに転身。
店長、マネージャーを経験後 現在の親会社であるラ・シンシア株式会社に入社
2010年、株式会社 アヴァンシア設立
全国に5店舗のエステサロンを展開する(株)アヴァンシア代表取締役の川又愛さん。
どのような想いでこの事業を展開しているのだろうかーー。
エステ業界に入ったきっかけは何だったのですか?
初めて就職したところが美容室です。美容師になりたかった、というわけではなく…女手ひとつで育ててくれた母から「手に職をつけなさい」と言われていて、そうなると“看護師”か“美容師”だな、と。でも、血が苦手だったので(笑)、美容師の道を選んだんです。働きながら美容学校で勉強し、資格を取得。実はその美容室、店の端にベッドを1台置いてエステもやっていたんですが、ある日「エステをやってみないか?」と言われて。いざはじめてみるとすごく楽しくて…次第に「エステ1本でやっていきたい」と思うようになっていったんです。
どのような経緯で大阪へ出てこられたんですか?
23歳のとき、結果を出したご褒美としてフランスへ連れて行ってもらったことがあるんですが、そこでエステの奥深さを知りました。多感な時期でもあったため、都会に出ないと田舎にいてもどうにもならない、と。そんなとき、大阪での勉強会の機会を得て1週間滞在したところ…食べ物も雰囲気もすべてが肌に合ったんですよね。それで、大阪のサロンに移ることにしました。
そこから、どのような流れで会社を設立されたのですか?
大阪のサロンから川西のサロンに移り、店長をさせていただいていました。ところが、バブル崩壊に伴いお店を閉めることになったんですね。そんなとき、今の親会社であるラ・シンシアの社長から「うちにこないか?」とお声をかけていただいて…。まだ会社ができたところだったので、オープニングスタッフとして入社することになりました。それが28歳のころですね。5年後には、お店を出店させていただくと同時に取締役に就任しました。そして昨年、社長から「収益性も出てきたので、すべて自分でやりなさい」と言われたんですが、覚悟がなかなか決まらなくて…それが今年ふっと「会社やろう」と思い、2010年4月に会社を設立することにしたのです。
現在5店舗展開していますが、スタート時の状況は?
オープンまでの2ヶ月間でスタッフを育てなければならなかったのは大変でしたね。採用した8人の新人スタッフのうち、3人はまったくの未経験者でしたから…。それ以外の自分にできないことは、たとえば…銀行の方にセミナーをお願いしたり、別の美容家の方に理論のセミナーをしていただいたり…と周りの強力を仰ぎながらやっていきました。当時はまだエステといえば大手のサロンだけ、というような状況だったんですね。また、「エステ=高い、怖い」という風潮が世の中にありましたので、気軽に来てもらえるアットホームなサロンにしたい、と思っていました。そのため、リーズナブルな価格設定にし、カウンセリングルームを作らず待ち合い室で話せるオープンな作りにしました。今までにないスタイルであったうえ、当時のテレビで「リンパマッサージ」の特集をやっていたことも重なり、オープンに伴ってチラシを撒くと…電話が鳴り止まず、回線を増やしたくらい。不安は一気に忙しさへと変わり、順調に業績を伸ばしていきました。翌年に2店舗目、その翌年には3店舗目をオープン。2年開いて4店舗目、そして5店舗目として東京にショールーム兼スクールとしてのサロンをオープンさせることもできました。
社名である「アヴァンシア」の由来は?
「アヴァンシア」という社名には「女神」という意味があります。「豊穣の女神」という意味を持つ「アヴァンダンス」に、お世話になった親会社の「ラ・シンシア」を合体させた言葉。今後も共に成長していきたい、という願いを込めて作った造語です。ちなみに、「シンシア」というのは誠実という意味があるんですが、よくよく調べてみると「月の女神」という意味もあって、サロン名の「天使(=アンジュ)」と相まって、無意識の繋がりに驚きました。
企業のトップとなって変わったことは?
楽になりましたよね。もちろん、企業のトップとしての重圧感はありますが、親会社であるラ・シンシアの取締役のときの方が大変でした。だから、逆に肩の荷が下りたというか…自分らしくなった気がしています。
お仕事をするうえで、大切にしている想いとは?
人で成り立つ仕事だと思っているので、スタッフを大事にしていきたいですね。 お客さまは癒しを求めてサロンにいらっしゃいます。スタッフ自身が健全な心と身体で接していないと人を癒すことなどできません。そのために、外部研修も積極的に受講してもらっています。最初のころは、乗り気じゃないスタッフもいましたが、研修に行くことで結果に表れてくるんですよね。そうすると、研修に行くことで成長できるんだ、という意識が根づき、自発的に参加する風土ができあがりました。個々が引き出しをたくさん持ち、それを惜しみなく与えていくことによって、お客さまからいろんなものが返ってきます。それが価値の交換。お客さまが喜ぶことをやっていくと、自然と結果はついてきます。ただ、スタッフが輝くためには、私自身が楽しくきらきら輝いていないといけないと思っているので、そのために努力はしていますね。
一人ひとりの給与袋にメッセージを書いているとか?
数年前からはじめたんですが、その当時は顕在的なメッセージ(目に見えること。ex)これはこうした方がいいよ…etc)を書いて入れてたんですが、現在はスタッフをリーディんグして、その時々に受けたメッセージを書くようにしています。楽しみにしているスタッフもいて、今までのメッセージを大事に取っておいてくれたりしているみたいです。
今後も含めての想いとは?
最近、 幸せな人を増やしたい、すべての方に心豊かに笑顔溢れる生活を送ってもらいたい、という想いが膨らんできているんですよね。それもあって「ピンクリボン活動」をしています。リンパマッサージをしていると、変な張りを感じたりすることがあるんです。私たちは医者ではないので治すことはできませんが、不安を感じたら検診を勧めることで早期対策に繋げていきたいな、と。また、エステを母体に、親会社であるラ・シンシアで、お客さまが求めているもので、かつ時代をリードしていけるオリジナルの化粧品を企画・開発・販売していきたい、と思っています。
【PROFILE】
川又 愛(かわまた めぐみ)
株式会社 アヴァンシア 代表取締役
1966年1月、神奈川県生まれ
美容専門学校卒・美容師免許取得
美容室にて美容師兼エステティシャンとして
エステティックの奥深さに触れ、26歳でエステティシャンに転身。
店長、マネージャーを経験後 現在の親会社であるラ・シンシア株式会社に入社
2010年、株式会社 アヴァンシア設立